プランクトンパターンにおける軽量ジグヘッドの必要性

プランクトンパターンにおける軽量ジグヘッドの必要性

最近どこで釣ってもプランクトンパターンのアジばかりです。

 

これは海が富栄養化したことが原因だと思われます。

ゲリラ豪雨のような集中豪雨により大量のプランクトンが海に流れ込み、動物性のプランクトンも増えたことによりアジも楽をしたいのかもしれません。

胃の内容物を見てもヒレや骨の残骸が全く入っておらずプランクトンしか食べていないような様子です。

 

しかし、夏に海水の温度が極端に上がるに伴い、海中の酸素濃度が下がるのですが、それにプランクトンの増加が合わさることで、より拍車がかかりアジは沿岸から離れる傾向にあります。

夏場のアジングが非常に難しくなってきている。

 

しかし秋に入り水温が下がり始めると現金なもので、より餌の豊富な沿岸にアジが戻ってきます。

ですのでこれから誰もが釣りやすい時期になりますが、プランクトンをメインベイトにしているので1g以下の軽量ジグヘッドを使用することがメインになり初心者の方でもアジを簡単に釣るには軽いジグヘッドを使ってもらいたいです。

 

初心者の人にとって軽いジグヘッドは敷居の高いものなのですが、それは遠くのポイントを見られるからで遠くを見ずに7、8m投げる事を考えればそれほど難しいことではないはず。

 

一般にアジングをする人のイメージとしてアジは沖で船で取れる魚というイメージがあります。

そのイメージが人よりもより遠くに投げようとすることに繋がり、遠くに投げられないと釣れないということに結びついてしまうのです。

 

本当に遠くにしかアジはいないのでしょうか?

 

アジは、灯りに寄って来ると思われていますが、実は灯りに寄って来るのはプランクトンです。

 

アジは餌を探し港内をぐるぐる回遊しており、灯りの元に来た時にたまたまプランクトンが寄っていればそこに足を止めて食べます。

 

即ちアジが寄るポイントはプランクトンが溜まる場所と言えるわけです。

 

それは果たして沖なのか?

 

プランクトンが溜まる条件は、潮目のような潮の流れが集約するような場所が必要でそこには周辺を流れていたプランクトンが吸い寄せられる。

 

沖のポイントを狙っておられる方は沖にシモリと言われる磯根みたいなものがあると信じて、それに潮が当たることによって出来る潮目に餌が溜まると思って沖を狙っておられると思います。

しかし果たしてそんな都合の良い物が本当にあるのでしょうか?

 

沖を狙うということは攻める範囲が広くなるということになり、当然水深も深くなるのでレンジの幅も増えますそうなるときちんと全て探ろうと思うと大変時間が掛かるのでアバウトな探り方しか出来なくなり必然的に当て物的要素が強くなります。

 

僕は、アジは足元に沢山いると思っています。

 

それは足元には沢山の障害物があったり、護岸際、堤防際は平らではないのでそれらの物に潮が当たると複雑な潮のヨレができます。

 

そのヨレにプランクトンは引き込まれ溜まっていきます。

 

そう考えると沖から攻めるのではなく足元から攻めるのが正解と思いませんか?

 

潮の流れには風も影響します。

 

風が吹くことにより水面が波立ち流れが起こりますプランクトンは表層にいるのでこの風の流れをモロに受け流されていきます。

ポイントは向かい風を選択されればより足元にプランクトンが溜まる場所が出来るわけで相乗効果でより良いポイントになります。

 

沖から釣るのではなく、足元から釣るとなったらそれほど投げる必要性はなく軽いジグヘッドでも十分に届く距離になります。

 

しかも遠くに投げないということはロッドからジグヘッドまでのラインの距離が短いことになり、そのままのテンションフォールでもジグヘッドの沈み幅が少ないのでそのままテンションを保ったままでレンジキープできることになります。

 

投げることが出来ればカウントを取りテンションを掛けてロッドを止めているだけで良いので、これはとても簡単で誰でも出来るのですが近くにアジが居ないと思っていると絶対に出来ないことなのです。

 

先日、博多湾の有名ポイントで自撮り動画を撮りました。

ロッドはSFR―51を使い0.3gのザ・豆を使用し撮影しましたが、11月初旬の干潮間際という悪条件下だったのでアジングをしている釣り人は誰もおらず僕一人で護岸側の足元だけを攻めて30分くらいで7匹ほどのアジを釣ることが出来ました。

 

近々に家邊目線というタイトルでアップされると思いますが、本当にちょい投げで護岸際1m〜3mの間をカウント10でキープするだけで釣れました。

 

見て頂ければ分かると思いますが本当に僕は何もせずにじっとしているだけで釣れてくれました。

 

スペシャライズのSFR―51が軽量ジグヘッドに特化している分扱い易いと言うのはあるのですが、どのようなロッドを使われたとしてもロッドをトゥイッチした時にジグヘッドを感じれればテンションは掛かっているのでジグヘッドの存在が分からなくてもアタリは伝わります。

 

投入点とトィッチによりジグヘッドの存在を確認さえ出来れば誰でも出来ることだと思うので、食わず嫌いはやめてプランクトンをメインベイトにしているアジをターゲットにしているのなら軽量ジグヘッドは最大の武器ですからぜひ使って攻略して欲しいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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