小森健太郎さん57.7㎝テラアジ特設インタビュー

小森健太郎さん57.7㎝テラアジ特設インタビュー

2013年、年も暮れかけた34に1通のメールが届きました。

 

メールを送って下さった方は小森健太郎さん。

とあるポイントで57.7cmのテラアジが釣れたこと、その鯵を釣ったロッドこそ34のADVANCEMENT HSR-63とダイヤモンドヘッド1.3gだったこと。

メールの文面からは小森さんの嬉しい想いが綴られていました。

この気持ちを34のHPをご覧になっている方々にも知って頂きたい…。
そこで、小森さんに釣りに関するエピソードやテラアジを釣った時の状況などをお聞き致しました。

アジンガーの方必見の特設記事です。

 


 

 

Q1:まず始めに、小森さんの釣り歴をお聞きしたいのですが、どのようなきっかけで釣りを始め、アジングをするようになったのかをお聞きしたいです。
A1:小学生の時に近くの川で近所のお兄さんに誘われて鯉釣りを始めたのが最初です。
もう30年程前になりますね。
そして中学生になってバス釣りブームに乗り、バスに嵌まり
ましたが、それからしばらくブランクがありました。釣りを再開したのは30歳くらいの頃で、たまたま海釣りに誘われてからです。その人がダゴチンでチヌ釣りをする人で、イカダに渡ってはダゴチンばかりしていました。でも、やはりしばらくしてまたルアーの魅力に惹かれ、すぐにルアーフィッシングに移行しました。
釣って食べる事までが好きなので、次第に美味しい魚をメインにするようになり、イカ狙いでエギングばかりしていましたが、4年程前に仕事を通じて知り合った方の影響でアジングもするようになりました。
最初は他社のロッドを使用していましたが、去年くらいからジグヘッド単体の釣りを好むようになり、そうするとワンピースの竿が欲しくなり、必然的にHSR-63にたどり着きました。最近はもっぱらエギングとアジングの二刀流という釣行スタイルです!

 

 


 

Q2:今回のエリアやフィールド状況について、また、どのような流れで50オーバーを釣り上げたのかをお聞きしたいです。

A2:今回のエリアは壱岐の芦辺から少し北に走った漁港です。壱岐に仕事の取引先があり、その関係で仲良くなった知人に連れて行ってもらいました。
もちろん外海に面しているのですが、なんとこのアジは何気に湾内に投げていて掛かったものなんです。

夕方4時半くらいから釣り始め、ポツポツ尺前後のアジを釣っていました。
入れ食いとまではいかず、型もそれ程あがらないので湾内に数投したのちだったと思います。
当たりはいわゆる違和感のモサッとしたものでした。

反射的にあわせると同時にいっきに走られ、ドラグが鳴りっぱなしでした。
ADVANCEMENT HSR-63Soare1000PGS(ちょっと古いリールですが…)がうまく対処してくれたとしか今は言いようがないです。
竿は曲がりっぱなしですし、リールはドラグが鳴りっぱなし…そして何より幸運だったのが魚がなんの障害物もない方向に走ってくれた事です。

でも正直すぐに「これは獲れない」と思いました。

というのも3年程前に47センチのアジを釣った事があるのですが、その時はPE0.3号を巻いてましたし、明らかにその時を上回るヒキだったからです。

多分シーバスだろうと思いつつ、今回はフロロの3lbでしたので獲るのは無理でもせめて姿だけは拝みたいという気持ちのみでした。(この時に少し遠くにいた知人に携帯で助けを求めたのですが、彼は着信に気付いてくれませんでした…)時間は経っても寄せる事も出来ずドラグを閉めるのは怖くて、止まった隙に走られたライン分くらいをようやく巻くという事を繰り返していました。
それを何度か繰り返したのち、気が付くと思ったより手前に魚が寄ってきていました。

「これは?」

と少し欲が出てきて浮かせてみようと少しだけドラグを閉めてかかった瞬間に今度は真横に走り出し、慌てて魚が走った方向に小走りしました。
しかし、残念ながらテンションが抜けたような感覚があり、やはりダメだったかと脱力感に見舞われせめてラインだけでも少しでも多く回収しようとその方向に歩きながら巻いていると急に重みを感じて今度は斜め下に潜られました。
それを慎重にポンピングしながら巻いてようやく魚が浮いてきて魚体が見えました。

ここで二つ目の幸運が訪れます。

魚が横に走った先に年配の別の釣り人がいて、でかいタモをお持ちだったのです!
その方にタモ出しをお願いしてタモの方向に魚を誘導するのですが、二度も失敗しました。
途中、その年配の方は「こらカンパチばい」と言い、私は「ヒラゴでは?」と言いました。
そして三度目の正直でなんとかその方のタモにその得体の知れない魚体を収める事に成功しました。魚をあげてから2人で
「こらなんね?」
と言い合いました。
その方は
「こらアジかね?でもアジってこんなふとなるかね?」
と言いました。
その魚体を目の前にしてもそういう会話をするくらい、それ程大きかったのです…ホントに見たこともないアジでした。そのアジを持って知人に見せると壱岐在住の知人でも目を丸くしていました…本当に信じられませんでしたし、当然かもしれませんがしばらく放心状態で竿を再び握る気にはなりませんでした。
47センチの時はしばらく震えていたのですが、今回はそれさえ超越していたような感覚で夢心地というかホントに放心状態でした。

 

 


 

Q3:今回ADVANCEMENT HSR-63とダイヤモンドヘッドを使用し、57.5cmのアジを釣ったと伺いましたが、今回の釣行におけるそれらの使用感はいかがでしたでしょうか。
A3:
正直に申しますと使用感を超越していたように感じています。
なぜ獲れたのか?
運が良かった以外には説明出来る事がないのです…でも間違いなく言える事はロッドがADVANCEMENT HSR-63であり、ジグヘッドはダイヤモンドヘッド1.3gという事実です!
これは写真でも確認していただけると思います。
本当に自分が感じるのは、よくこんなアジをこんなタックル(アジング用という意味です)で獲れたものだという事です。
そして驚愕すべくはジグヘッドかと…よくもったと…もう自分は今後一生ダイヤモンドヘッドを手放せません!
こんなアジにしっかりフッキングしてランディングまでもつのですから
「なんてジグヘッドなんだ」
と心から思います!

 


 

 

Q4:嬉しいお言葉ありがとうございます。最後に、アジングをする方々や釣りをする方々に向けて、小森さんの釣りに対する熱い想いを語って下さい!
A4:
釣りは本当に筋書きの無いドラマだと思います。自然を相手に生き物を相手にするわけですから、人間が筋書きなんて書けるわけがないと…思わぬ事も起こりますし、思い通りにならない事も多々あります。
でも、だからこそ楽しい。
ずっと脳裏に焼き付くその時の感触や思いや喜びや悔しさや情景…その全てがいち釣り人にとって、かけがえの無いものだと思います。
だって、その時の事を思い出すだけで笑顔になれたり、歯ぎしりしたり出来るんですから(笑)。

これからも釣りを愛し、釣りを楽しみ、釣りと共に生きていきたいと思っています!

釣りに対する情熱がひしひしと伝わってきますね。
以上、小森健太朗さん突撃インタビューでした!

丁寧な記事からも人柄が伺える通り、急なインタビューの申し出にも関わらず快諾して下さった小森さん。

なんと、1月3日の初釣りでまた50オーバーを釣ったそうです!
これには私たちも驚愕致しました。

大物を釣った快感はやはり忘れ得ぬものですね。
「大物を釣りたい!」
そんな釣り人の皆様の熱い想いに応え、
釣りを愛する方々のお力になれるよう、製品開発に力を注いで参ります。

最後に、記事の掲載を快く了承下さった小森さん、本当にありがとうございました。

これからデカアジシーズン到来となりますが、次回、なんとそのデカアジの針の掛け方の記事を掲載したいと思います。
乞うご期待!!

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