何ども訪れる日本海側でのイベントにおいてマズメの回遊に特化したロッドが欲しいとの声をいく人ものお客様から聞いた。

今私達は、どちらかと言うとプランクトンをメインベイトと考えプランクトンパターンに於いて軽量ジグヘッドが使い易いショートロッドを開発していてベイトパターンの3g前後の重いジグヘッドをキビキビ動かせれる少しストロークの長いロッドをここ数年開発をしてこなかった。

アジングは日本全国でできる釣りでそれぞれの地でいろいろなパターンで楽しまれており日本海側ではマズメパターンのアジングを楽しまれている方が多いのでその声にお応えすべくマズメパターンに特化したロッドを製作する事にしました。

マズメに特化したロッドの性能で求められてる事は、ジグヘッドの操作性と魚とのやり取りの優位性と感度です。

マズメはどうしてもベイトパターンになるのでキビキビとジグヘッドを動かし止めるというメリハリが必要、その為に3g前後の重いジグヘッドを使用する事が多くなるので水圧に流れに耐えながらジグヘッドを動かす事ができるだけの強いベリーが必要になります。

そして魚のサイズが大体30cmから上のアジが対象なので魚に主導権を握られてしまうと取り込み時間がかかり短い地合いを逃す事になってしまうのでこちらが主導権を握れるような強いバットが必要になります。

そうなってくるとアクションはファストアクションになるのですが昔、一度そう言うロッドを作り失敗したのは魚のパワーをバットではなくベリーを強くしてベリーのパワーで魚を押さえ込もうとしたのですが、そうすると天秤の原理で物凄く手首に負担がかかり何びきかやり取りをすると疲れてしまい釣りにならなかった経験がありました。

その経験を踏まえ今回のSFR65のアクションはミディアムファストにしてベリーは強いのですがそこからバットまでのパワースライドをベンディングを調整する事によりスムーズにする事に成功したのでベリーで支えられない魚はバットのパワーで強引なやり取りも、柔軟にいなす事も可能にしています。

ですから40cmくらいのギガアジに対してもロッドがパワー負けする事は決してなくやり取りも釣り人の意向に沿ってスムーズに行う事が出来る非常に使い易いロッドになりました。

そして感度ですが、SFRシリーズはその使い道での感度ということにかなり拘っておりマズメパターンの場合アタリが有ってからアワセるまでの時間が重要でそれはマズメのアジは群れで動き仲間という名の敵がいて食べた餌を横取りされるので反転してその場を離れようとするのでアタリがあって直ぐにアワセると口の横に掛かるのでバレる事が多くなるのでタイミングを遅らせてアワセるようにします。

ですからこのSFR―65の感度の重要性は勿論アジングロッドですからアタリの感度は十分ある上での話ですがジグヘッドの存在と動きを的確に釣り人に知らせる事になりこのロッドを使ってもらえればそれは一目瞭然で夜明け前、日の暮れ前の薄明薄暮時に使用してもジグヘッドが潮を噛んだ感じなどが的確に手元に伝わってきて狙い所が的確に把握できる様になっておりこれ以上ない心強いパートナーとなると思います。

ぜひSFR―51をお使いになってその専用ロッドの使い心地の良さを満喫して下さい。