Guidepost LHR-69
最近やっとSキャリーの良さを皆様が分かって下さったようで、ご使用いただける方が増えて来た。
Sキャリーをリリースしたのは今(2017年)から4年前で、その当時からアミなどのプランクトンがアジのメインベイトになってきており、ほとんどの場所で軽量ジグヘッドの必要性を感じ始めた頃でした。
軽量ジグヘッドは、飛ばない、存在感が希薄などという物理的にどうしようもない問題があってそれを何方でも投げられ、そして存在感もしっかりと把握出来るリグとしてSキャリーを開発しました。
しかしその頃のインターシンカーの類はただ単に遠くに飛ばすだけのものでしかなく、どうしてもシンカーが早く沈んでしまいプランクトンの塊の中に長くジグヘッドをとどめさせる事が出来ない物ばかりでした。
しかしその当時はまだ皆さんがプランクトンパターンに気が付いておらず、Sキャリーの必要性を感じられていなかったのでまだ受け入れられなかったのですが、段々今までのやり方ではアジが釣れなくなり軽量ジグヘッドの必要性を感じられるようになった事によりSキャリーが見直され、ご使用頂ける方が増えてきた。
そうなるとそれ用のロッドが必要になり今現在のラインナップだとHSRシリーズとPSRシリーズの中のロッドが対応しておりますが、もう少し今のプランクトンパターンに対応したロッドがあった方がSキャリーもより使い易いのではないかと考え、入門者もSキャリーを使用する事でよりアジを手に入れ易くなるのではないかと考えた結果、ガイドポストでの製作にとりかかりました。
Sキャリーは、4gまでの重さがあるので、より遠くに投げるにはロッドのレングスも長い程有利になるのですが7ft台だとジグヘッド単体で釣る場合非常に取り回しがし難く具合が悪い。
そこで6f台にしようと考え63、65、67、69とテストをして行った結果6ft9in.が一番しっくりと来た。
軽量ジグヘッドも投げられる様に全体が曲がる様なアクションを用いたのですが、そうすると投げる時の垂らしは長い程良く69のレングスだとSキャリーを使用した時にかなりの飛距離が出た。
問題は軽量ジグヘッドをどの様に扱えるようにするかで、二兎を追う者は一兎をも得ずになってはダメなので細かなアクション調整に入りLHR−62とは全く違うスローアクションになったのですが、Sキャリーも軽量ジグヘッドも上手く使えるロッドアクションになりました。
このロッドで初心者からベテランまでSキャリーを使って沖で悠々とプランクトンを食べているアジにアプローチして下さい。
きっと心強い相棒になる事と思います。
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