ジグヘッド物語

ジグヘッド物語

34では、釣れない物は売りたくないと言う信念からかなりのテストを繰り返します。その最たる物がジグヘッドです。
このジグヘッドを作るに当って針屋さんにかなり無理を言って生針(焼き入れが全くなされていない縫い針の様な状態の針)を用意してもらい、
それを一本一本自分の手で曲げ、それを数十本用意し焼いてもらいます。

焼いてもらったモノをインストラクターとフィールドスタッフでテストを行います。
それで釣れたアジのフッキングポイントを確認し記録に残しその中で意見とその記録を見比べ、10本程に絞り込みます。
今度はその10本を皆でもう一度テストをし、3種類まで絞り込み、又テストをして最終的に1種類に絞り込みます。
その決定した1本を会社に持ち帰り、又合せて曲げますが今度はシャンクの長さゲイブ幅を色々変えた物を作り、
それを又焼いてもらい最終テストに持って行きます。

その中で面白いのは余り詳しくはここで書けないのですがシャンクの長さとゲイブ幅の関係が非常に微妙で、色々なパターンでテストをすると面白い事が解ります。今度のテストはエキスパートから初心者の方まで交えてテストをする訳です。

エキスパートと初心者では、アワセのタイミングや早さも当然違うので、どなた様でも釣れるフックを作る為には当然のテストなのですが、
結構これが大変です。その様な事を繰り返しているとその中でどの方が使っても釣れる形状というのが見つかります。
これも場所に因ってバイトの仕方が変わるので色々な地域に持って行ってテストを繰り返すのですが、そうしていると共通の要因が見つかります。
それを元にしてフック形状を決定して行きます。その様にして選ばれたダイヤモンドヘッドのフックなのですが、使い始めると面白い現象が起こります。

それは、最初はバレるという事です。これを読まれた方はそんなフックは、駄目だと思われるかも知れませんがそれは、少し意味が違い、理由があります。

それは普段のフックならフッキングしないアジまでフッキングしているのでバレるのです。
アジは餌を吸い込んで違和感を感じて吐き出す迄0.2秒と言われております。人間の反射神経は滅茶苦茶早い人で0.3秒位と言われており、0.2秒だと常人の反射神経を凌駕しており、とても反応出来ない事になります。
サイトでアジを釣っている時にアジが吸い込んだのを見る事が出来ますが、その瞬間がどんな事をしても感じる事が出来ないのです。

ロッドも弊社のだけでは分からないので他社さんのロッドも使ったりラインを変えたり、色々やりましたが全く感じる事が出来ず、アジはヘラブナの様に吸い込んだり吐き出したりを繰り返しているはずなのに分からないのです。
もし吸い込んだ瞬間をアタリとして感じる事が出来るのなら、これは分からないといけない筈です。
ましてや近くでラインを張った状態で分からないモノが、沖のボトムでアジが吸い込んだ瞬間をアタリとして感じる事が出来るのだろうか?
どう考えても無理が有ります。
「僕たちが感じているアタリとは何??」
前に水槽で飼われているアジにラインで結んだワームを食わせた事が有りました。その時に同様に一瞬で吐き出すヤツが殆どだったのですが、その中で吐き出せないヤツがいました。吐き出すのに苦労して、人間で言う嗚咽を漏らしながら吐き出そうとしているアジが居るのです!この時アタリの正体がわかりました!嗚咽漏らし頭を振り全身をくねらせながら吐き出そうとしている動きなら、きっとロッドに伝わるだろうと!

長いモノで吐き出すのに5秒位掛かっており、それ位の時間ならアタリが有ってからアワセても間に合う。という事はアタリの正体はその藻掻きにある訳です。藻掻きに有るという事は、フック形状により喉の奥迄吸い込んだモノがその形状により何処かに触れば吐き出す時間に遅れが出ます、即ちアタリが増えるという事になります。ただ、今迄感じた事の無い様なアタリになるので、慣れてない最初の内はバレが多発する訳です。

ところが確実にアタリの数は増えており、慣れるに従ってそのアタリに対処出来る様になり、フッキング率が飛躍的に上がって行く様になります。
従来のフックなら5回しか感じられなかったアタリが10回以上感じられている訳ですから、慣れて来ると当然のことながら釣果も伸びて来る様になります。
良く釣れると評判のダイヤモンドヘッドの秘密がここに有ります。

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