DFR-511

DFR-511

DFR-511 開発者の声 「34代表 家邊克己」
DFR-511の性能を語る前になぜこのようなロッドが必要になったかをお話しさせていただきたいと思います。

最近、アジが釣れない、アジングが分からないという声を色々な皆さんからお聞きします。

この原因は何か?

答えは簡単、アジのベイト(餌)が変わったからです。

ちょっと前までは、アジングの対照になるアジは色々なベイト(餌)を食べておりましたが環境が変わり海の富栄養化が進んだのが原因なのかどうなのかは分かりませんが、海中のプランクトンが増え年柄年中アミなどのプランクトンを食べるようになりました。

それは釣り上げたアジの胃の中を見ても何も入っておらず小さなプランクトンの残骸だけが残っている事が殆どで本当にたまに小魚が入っているアジがいるといった具合です。

アジのベイト(餌)が変われば当然釣り方も変わるので、今皆様の多くが発せられている声になります。

プランクトンパターン、一般に言うアミパターンですが、アジはアミが泳がず逃げないので塊の中に入って食べており、その塊の中か近くにワームを持っていかないと釣れない事になります。

ではプランクトンの塊が何処にあるかですが、それはいわゆる“潮目(よれ)”と呼ばれるところに集められます、潮目とはご存知のように潮と潮がぶつかる所ですがアジングは夜行う事が多いのでその潮目を中々見る事は出来ませんが注意しながらアジングをしていると潮の流れなどの影響でジグヘッドが“アッちょっと軽くなった”“アッちょっと重くなった”などのロッドから伝わるジグヘッドの重さの変化に気がつく事が良くあります。

重要なのはジグヘッドの重さの変化を気にする事です。

潮目には早い潮のぶつかりにより潮目と緩い潮のぶつかりによる潮目とがあります。ぶつかった潮は上か下に流れる訳ですがプランクトンは表層を漂っているので表層の潮目の場合はそれ以上、上に行く事は出来ず沈降する潮のみに影響されます。

早い潮の潮目は誰でも分かり易いのですがアジングの主な釣り場である港内では中々出来なくて緩い潮の潮目がメインになり潮が緩いが故に重いジグヘッドだと流れに乗らず必然的に軽いジグヘッドを使用する事になります。
私たちが今軽量ジグヘッドをお勧めしている理由がそこにあります。

緩いといっても潮が流れており、ぶつかった瞬間に別の方向の流れになるのでジグヘッドが受ける潮の抵抗が変わり、それが釣り人にはジグヘッドの重さの変化として伝わり、それを感じる事が出来れば潮目の位置がわかる訳です。

そして潮目にあるプランクトンの塊に出来るだけ長くキープする事でアジが見つけ易くなり食ってきます。

1g以下の軽量ジグヘッドを使用するにあたり僕らも昔そうでしたが、投入したが何処に飛んだか分からない、投げても飛ばない等、今皆様が感じておられる事と同じ事を悩んでおりました。しかし分からなくても使い続ける事で段々慣れてきて存在も分かる様になりました。

しかしもっと簡単に分かる事が出来れば、今のアミパターンを皆様が攻略出来るのではないかと考えた時にロッドのコンセプトが出来ました。

DFR-511は、FPR-55とは対照的なスローアクションのロッドで全体が曲がるので軽量ジグヘッドをより遠くに投げる事が出来、今ある34のロッドラインナップの中でも軽量ジグヘッドの飛距離はダントツのNo.1で、スローアクションのロッドはベンディングの頂点が後ろになるので重心がより手元に近づきジグヘッドがグリップのすぐ前、まるで手でジグヘッドを持っている様に感じられその存在感が分かり易くなります。しかも全体が良く曲がるので小さなアジもバレ難くアジの引きを最大限楽しみながらやり取りができるロッドです。

このDFR-511のようなロッドは、昔からそんなロッドで釣ったらさぞかし楽しいだろうなと思っておりましたが、アジの場合アタリがあってからフッキングまでの素早いレスポンスが要求されるのでどうしてもベリー(穂持ち)の部分に張りを持たせないといけなくて、そのようなロッドは当時の感覚ではアジングロッドに向いていないと思っておりましたが、時間(とき)と共に釣り方やアジの数も昔とずいぶん変わり、この様なロッドが必要な時代になってきました。
そうなると一番の課題のアワセ遅れに対応しないとどうしようもなく、かなり苦労し試行錯誤を繰り返しやっとレングス(全長)を調整する事でそのレスポンスをあげる事に成功しました。
レングス(全長)が短すぎてもロッドのしなりを生かせないし、長すぎるとアワセ遅れを生じるこの矛盾に対しテストを繰り返し理想のレングス(全長)を手に入れました。
それが、DFR-511です。

皆様、アジングのお悩み解決ロッドをぜひお使い下さい。

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